腸と腸内細菌が作るもの『ホルモン』
『ホルモン』
ホルモンは情報を伝達する物質で、体の内外で起こったことを各器官に伝えてそれぞれの機能を誘導する物質です。
皆さんよくご存知のインスリンなどがそうです。
インスリンは食事を摂ると分泌され、血糖などを一定に制御する働きをします。
ホルモンは種類が豊富で、アドレナリンやセロトニンなど神経伝達物質として働くものもあります。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは脳内伝達ホルモンですが、体全体のセロトニンの90%はなんと
『腸』にあります。
脳にはたったの2%しかありません。
セロトニンは精神を安定させて幸せな気分にしてくれるホルモンです。
セロトニンは腸にある細胞で作られますが、腸内細菌がこの合成に関係しています。
腸内細菌を整えると消化吸収が効率良く行われ、精神の安定にもつながります。